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セイヨウハッカ葉と透明な化粧水を配した清涼感成分のアイキャッチ画像

【成分解析】セイヨウハッカ葉エキスとは?清涼感と収れん作用を安全性データで正直に解説

この記事でわかること

  • セイヨウハッカ葉エキスの正体とペパーミント由来の成分だということ
  • 収れん・清涼感・抗酸化という3つの働き
  • メントールとの違い
  • 安全性を試験データで確認
  • よくある疑問(Q&A)

「セイヨウハッカ葉エキス」って何のために入っているの?さっぱり系コスメでよく見る成分

脂性肌向けの化粧水やシャンプーの成分表示でよく見かける「セイヨウハッカ葉エキス」。清涼感があるのは知っていても、具体的な働きは知らないという方もいるのではないでしょうか。

美肌プロは商品の順位づけをしません。公開されているデータをそのまま示します。この記事ではセイヨウハッカ葉エキスの正体と働き、安全性を正直にお伝えします。


セイヨウハッカ葉エキスとは?

セイヨウハッカ葉エキスはシソ科植物セイヨウハッカ(ペパーミント)の葉から水やエタノールなどで抽出された成分です。スペアミントとウォーターミントの自然交配種でメントールやメントンなどの香り成分のほか、抗酸化作用を持つフラボノイドも含みます。

働きは大きく3つです。肌を引き締める収れん作用、爽やかな清涼感、そしてフリーラジカルを消去する抗酸化作用です。脂性肌向けや汗ばむ季節の製品に選ばれやすい成分です。

基本情報内容
正体シソ科植物セイヨウハッカ(ペパーミント)の葉から抽出された成分
主な役割収れん・清涼感・抗酸化
配合量の目安試験はおよそ0.3〜5%の範囲で実施
主な使用製品化粧水・シャンプー・ボディソープ・入浴剤など
美肌プロ毒性評価A

メントールとの違い

清涼感のある成分として「メントール」と混同されることがありますが、両者は別物です。メントールはハッカから単離・精製した単一成分であるのに対し、セイヨウハッカ葉エキスはメントールを含む植物全体の抽出物です。

そのためセイヨウハッカ葉エキスには清涼感だけでなくフラボノイドによる抗酸化作用や、ロスマリン酸による働きもあわせ持ちます。清涼感の強さだけを求めるならメントール、複合的な働きを求めるなら植物エキス、と使い分けられています。


ミント系成分を表で整理

成分表示には「ハッカ」や「ミント」に関わる名前がいくつも登場します。同じミント系でも、抽出のしかたと中身が違います。

成分正体主な役割
セイヨウハッカ葉エキスペパーミントの葉の抽出物収れん・清涼感・抗酸化
セイヨウハッカ油ペパーミントから得る精油清涼感と香りづけ・皮脂バランスのサポート
ハッカ油(ニホンハッカ)和種ハッカから得る精油清涼感・消臭
メントールハッカから単離した単一成分清涼感に特化

ざっくり整理すると「エキスは複合的・油と単一成分は清涼感の演出役」です。清涼感が苦手な方はエキスより油やメントールが表示の上位にある製品のほうが刺激を感じやすい傾向があります。

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セイヨウハッカ葉エキスの安全性をデータで確認

セイヨウハッカ葉エキスは52名を対象にした100%濃度でのHRIPT(ヒト反復適用パッチテスト)試験で皮膚刺激および皮膚感作の兆候はみられませんでした。3次元培養表皮モデルを使ったin vitro試験でも陰性の結果が出ています。

評価項目内容
皮膚刺激性52名HRIPT試験(100%濃度)で兆候みられず
皮膚感作性同試験で兆候みられず
in vitro試験3次元培養表皮モデルで陰性
使用実績20年以上(旧名「セイヨウハッカエキス」から通算)

正直にお伝えすると敏感肌の方は清涼感刺激を感じやすい成分でもあります。安全性データ上の刺激とは別に、使用感としてのヒリつきを感じる場合があることは知っておくとよいでしょう。


他の成分との相性

セイヨウハッカ葉エキスは水になじむ植物エキスです。清涼感と収れんの両方を持つことが、配合される製品の傾向にあらわれます。

相性が良い組み合わせ

組み合わせ理由
化粧水・スカルプケア水になじむためさらっとした処方に配合しやすい
夏向け・メンズ製品さっぱりした使い心地との相性がよく、この方向の製品でよく使われる
ひきしめを目的とした処方肌をひきしめる収れん作用が期待され、同じ方向の成分と組み合わせやすい

注意が必要な組み合わせ

組み合わせ理由
肌が敏感なとき・荒れているとき清涼感が強いため刺激に感じることがある
冷感の強い成分を重ねる冷感の強さは成分ごとに違う。重なると想定より強く出ることがある

成分表示でセイヨウハッカ葉エキスを見つけたらほかに清涼成分が入っていないか探してみてください。冷感の出方が変わります。


こんな方は気にしてみてもいいかも

セイヨウハッカ葉エキスにリスクが高いというデータは出ていません。ただ、次に当てはまる方はセイヨウハッカ葉エキスの表示を見ておくと判断しやすくなります。

  • 敏感肌で清涼感のある製品にヒリつきを感じたことがある方
  • 乾燥が気になる季節に使う製品を選びたい方
  • ミント系の香りが苦手な方

いずれでもなければさっぱりした使い心地を作っている成分として楽しんで構いません。


よくある疑問(Q&A)

Q. セイヨウハッカ葉エキスは肌に悪くないですか?
A. 52名のHRIPT試験を100%濃度で行っても、兆候が出ていません。ただし清涼感による一時的なヒリつきを感じる方はいます。

Q. 乾燥肌でも使えますか?
A. 収れん作用があるため乾燥が気になる方は使用感を確認しながら取り入れるとよいでしょう。脂性肌や毛穴が気になる方に向いています。

Q. メントールが入っている製品と何が違いますか?
A. メントールは清涼感に特化した単一成分、セイヨウハッカ葉エキスは清涼感に加えて抗酸化作用など複数の働きを持つ植物エキスという違いがあります。


成分表示での見分け方

セイヨウハッカ葉エキスが成分表示のどこにあるか、例で見てみます。

水、BG、グリセリン、スクワラン、トコフェロール、
セイヨウハッカ葉エキス、フェノキシエタノール、香料
↑ここ

成分表示に「セイヨウハッカ葉エキス」があればこの記事で紹介した収れん・清涼感の成分です。同じくミント由来の「ハッカ葉エキス」や「メントール」と並んで見かけることもあります。


美肌プロでセイヨウハッカ葉エキスの成分解析を確認してみよう

美肌プロの成分データベースではセイヨウハッカ葉エキスの詳細と安全性評価を確認できます。お使いの化粧水やシャンプーの全成分表示と照らし合わせてチェックしてみてください。

👉 セイヨウハッカ葉エキスの成分詳細・安全性評価を見る


美肌プロの成分データベースならセイヨウハッカ葉エキスの用途と安全性評価をそのまま確認できます。さっぱり系の化粧水かシャンプーを1本、ほかに清涼成分がないか探してみてください。メントールやハッカ油が重なっていると冷感が想定より強く出ることがあります。

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まとめ

  • セイヨウハッカ葉エキスはペパーミントの葉から抽出された植物エキス
  • 収れん・清涼感・抗酸化という3つの働きを持つ
  • メントールとは違い、複数の働きをあわせ持つ植物全体の抽出物
  • 複数の試験で刺激性・感作性の低さが確認されている

美肌プロは「清涼感があるから刺激が強い」といった単純な判断はしません。清涼感の強さは種類で変わります。苦手な方は「油」より「エキス」を目印にしてください。


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