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オトギリソウエキスとは?抗炎症・鎮静に使われる理由と安全性をデータで正直に解説を解説する記事のアイキャッチ

【成分解析】オトギリソウエキスとは?肌荒れを防ぐ目的とセントジョーンズワートとの違いを正直に解説

この記事でわかること

  • オトギリソウエキスの正体と民間薬として使われてきた歴史
  • 化粧品での役割(肌荒れを防ぐ・肌を整える)と研究の報告
  • 含まれる成分と期待される役割
  • 安全性を試験データで確認
  • よくある疑問(Q&A)

「オトギリソウエキス」って何のために入っているの?敏感肌向けコスメで見かける成分

肌荒れ対策の化粧水やヘアトニックの成分表示で見かける「オトギリソウエキス」。聞き慣れない名前で何のために配合されているのか気になった方もいるのではないでしょうか。

美肌プロは商品の順位づけをしません。公開されているデータをそのまま示します。この記事ではオトギリソウエキスの正体と働き、安全性を正直にお伝えします。


オトギリソウエキスとは?

オトギリソウエキスはオトギリソウ科植物オトギリソウの全草から得られる抽出物です。日本や朝鮮半島、中国に分布する植物で傷や月経不順に使う民間薬として古くから利用されてきました。

研究で報告されているのはヒスタミンの遊離を抑える働きと、炎症に関わる酵素の働きを抑える働きです。化粧品では肌荒れを防ぐ・肌を整える目的で、敏感肌向けのスキンケアやヘアトニックに使われます。

基本情報内容
正体オトギリソウ科植物オトギリソウの全草から得られる抽出物
主な役割肌荒れを防ぐ・肌を整える
配合量の目安人での試験では2%配合の例あり
主な使用製品化粧水・クリーム・ヘアトニックなど
美肌プロ毒性評価A

含まれる成分と期待される役割

オトギリソウにはタンニンやフラボノールのほか、クェルセチンという成分が含まれます。クェルセチンについては、抗酸化をはじめとしたさまざまな研究報告があります。ただしそれは成分そのものの性質の話で化粧品に配合したときに同じことが起きると決まっているわけではありません。

これらの成分が組み合わさることで、肌荒れが気になるときのケアや頭皮のコンディションを整える目的で配合されています。


表記ゆれを表で整理

オトギリソウ由来のエキスは成分表示でいくつかの名前を持ちます。どれもオトギリソウ属の植物から得られるエキスで抽出部位の表記の細かさが違います。

表示名部位の表記主な役割
オトギリソウエキス全草(部位を特定しない総称)肌荒れを防ぐ・肌を整える
オトギリソウ花/葉/茎エキス花・葉・茎と明示肌を整える・保湿
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス西洋種(セントジョーンズワート)由来抗酸化・整肌

サプリメントで知られるセントジョーンズワートは西洋種のほうです。飲用では薬との相互作用が注意点として知られていますが、これは飲む場合の話で化粧品として肌に塗る使い方とは条件が異なります。表示名の細部を見るとどの種のどの部位を使っているかまで読み取れます。

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オトギリソウエキスの安全性をデータで確認

オトギリソウエキスは30名を対象に5%濃度で24時間閉塞パッチテストを行った結果、刺激はみられませんでした。20年以上の使用実績もある成分です。

評価項目内容
皮膚刺激性30名試験(5%濃度・24時間閉塞パッチ)で刺激なし
皮膚感作性ほぼなし
眼刺激性データが見当たらず詳細不明
使用実績20年以上

正直にお伝えすると天然由来の成分ゆえに産地や収穫時期によって成分組成が変わる可能性があります。天然成分特有の個体差があることは知っておくとよいでしょう。


他の成分との相性

オトギリソウエキスは水になじむ植物エキスでほてった肌を落ち着かせる方向で使われます。

相性が良い組み合わせ

組み合わせ理由
化粧水・美容液水になじむため肌を落ち着かせたい水系の処方に入れやすい
敏感肌向けのスキンケア刺激を受けた肌をやさしく落ち着かせる方向で使われる
うるおいを保つ成分キメを整える働きも期待され、保湿成分と方向が合う

注意が必要な組み合わせ

組み合わせ理由
荒れが強く出ているとき肌荒れを防ぐための成分。治療が必要な状態なら皮膚科での相談が先
肌を落ち着かせる目的の成分が複数入る方向が同じ成分が重なっても、効果が積み上がるという書き方はされていない

成分表示でオトギリソウエキスを見つけたらほかに肌を落ち着かせる目的の成分がないか探してみてください。処方の狙いが見えてきます。


こんな方は気にしてみてもいいかも

オトギリソウエキスにリスクが高いというデータは出ていません。ただ、次に当てはまる方はオトギリソウエキスの表示を見ておくと判断しやすくなります。

  • 肌荒れを繰り返しやすく、予防を意識したい方
  • 植物エキス配合のコスメで肌が敏感になった経験がある方
  • 頭皮のコンディションを整えたい方

30名の試験で刺激がみられていない成分です。当てはまらない方は表示を気にしすぎなくて大丈夫です。


よくある疑問(Q&A)

Q. オトギリソウエキスは肌に悪くないですか?
A. 試験では刺激がみられず、20年以上の使用実績がある成分です。ただし天然由来なので産地や収穫時期によって中身が少し変わる可能性はあります。

Q. サプリメントのセントジョーンズワートと同じですか?
A. 由来となる植物の仲間ですが、化粧品に配合されるのは肌に塗るためのエキスです。飲用のサプリメントとは分けて考える必要があります。

Q. 敏感肌でも使えますか?
A. データ上のリスクは低い部類です。心配な場合はパッチテストをおすすめします。


成分表示での見分け方

オトギリソウエキスが成分表示のどこにあるか、例で見てみます。

水、BG、グリセリン、スクワラン、トコフェロール、
オトギリソウエキス、フェノキシエタノール、香料
↑ここ

成分表示に「オトギリソウエキス」があればこの記事で紹介した、肌荒れを防ぐ目的で使われる成分です。敏感肌向けの製品やヘアトニックの成分表示で見かけることが多い成分です。


美肌プロでオトギリソウエキスの成分解析を確認してみよう

美肌プロの成分データベースではオトギリソウエキスの詳細と安全性評価を確認できます。お使いの化粧水やヘアケア製品の全成分表示と照らし合わせてチェックしてみてください。

👉 オトギリソウエキスの成分詳細・安全性評価を見る


美肌プロの成分データベースならオトギリソウエキスの用途と安全性評価をそのまま確認できます。肌荒れ対策の化粧水を1本、ほかに肌を落ち着かせる目的の成分がないか探してみてください。何を重ねて肌を落ち着かせようとしている処方なのかが見えてきます。

👉 オトギリソウエキスの配合商品を見る

まとめ

  • オトギリソウエキスはオトギリソウの全草から得られる抽出物
  • 化粧品では肌荒れを防ぐ・肌を整える目的で使われ、ヒスタミンや炎症に関わる酵素についての研究報告がある
  • クェルセチンなどのフラボノールを含む
  • 試験で刺激はみられず、20年以上の使用実績がある

美肌プロは民間薬としての歴史を化粧品の効果に読み替えません。肌荒れを防ぐことと、荒れた肌を治すことは別です。症状が強いときは皮膚科が先になります。


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