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スギナエキスとは?引き締めとミネラル補給に使われる理由と安全性をデータで正直に解説を解説する記事のアイキャッチ

【成分解析】スギナエキスとは?引き締めとミネラル補給に使われる理由と安全性をデータで正直に解説

この記事でわかること

  • スギナエキスの正体とケイ素を含む植物エキスだということ
  • 引き締めと抗炎症、そしてメラニンに関わる研究報告
  • 抗脱毛・抗白髪の研究データ
  • 安全性を試験データで確認
  • よくある疑問(Q&A)

「スギナエキス」って何のために入っているの?毛穴ケアやヘアトニックで見かける成分

毛穴ケア化粧水やヘアトニックの成分表示で見かける「スギナエキス」。つくしの仲間と聞くと身近に感じますが、化粧品での役割は知らないという方も多いのではないでしょうか。

美肌プロは身近な植物だからという理由で安心とは書きません。報告されている働きと、その裏づけの範囲を分けて示します。この記事ではスギナエキスの正体と働き、安全性を正直にお伝えします。


スギナエキスとは?

スギナエキスはトクサ科植物スギナの全草から得られる抽出物です。つくしが成長した姿として知られる野山の植物でケイ酸やマグネシウム、カルシウムなどのミネラルを豊富に含みます。

働きは複数あります。肌を引き締める収れん作用、メラニンを作る酵素(チロシナーゼ)の働きを抑えるという報告、そして炎症に関わる酵素を抑える抗炎症作用です。毛穴が気になる製品やニキビケア製品に選ばれやすい成分です。なおメラニンに関する報告は研究段階のものでスギナエキスは医薬部外品の美白有効成分として承認された成分ではありません。化粧品で「美白」をうたえるものではない点は正直にお伝えしておきます。

基本情報内容
正体トクサ科植物スギナの全草から得られる抽出物
主な役割収れん・抗炎症
配合量の目安メラニン関連の試験0.1〜1.0%、抗炎症5.0%(化粧水での試験例)
主な使用製品化粧水・日焼け止め・シャンプー・ネイル製品など
美肌プロ毒性評価A

抗脱毛・抗白髪の研究データ

スギナエキスはヘアケア分野でも研究されています。5α-リダクターゼという酵素の働きを抑えることで毛周期を延ばす報告や、メラニンのもとになる物質の取り込みを増やす報告があります。

ヘアトニックでは抗脱毛目的で0.6%、抗白髪目的で0.5%という配合例があります。ただしこれらは研究段階のデータで脱毛や白髪を治すという意味ではないことは正直にお伝えしておきます。


「スギナエキス」と「スギナ葉エキス」の違い

成分表示にはよく似た2つの表記があります。どちらも同じ植物スギナ由来で抽出部位の表記が違います。

表示名部位主な役割
スギナエキス全草収れん・抗炎症・ミネラル補給
スギナ葉エキス葉収れん・抗酸化・保湿

ちなみにスギナとつくしは同じ植物です。春に出るつくしは胞子を飛ばす茎でその後に伸びる緑のスギナが栄養をつくる茎という役割分担があります。化粧品に使われるのは緑のスギナのほうで、ケイ酸などのミネラルを豊富に含む部分です。

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スギナエキスの安全性をデータで確認

スギナエキスは209名を対象にした0.000049%配合のネイル製品試験と、100名を対象にした0.6%配合のマスク製品試験のいずれでも、皮膚刺激・感作の兆候はみられませんでした。30年以上の使用実績もある成分です。

評価項目内容
皮膚刺激性209名試験(ネイル製品)・100名試験(マスク製品)で兆候みられず
皮膚感作性同上
眼刺激性データが見当たらず詳細不明
使用実績30年以上

正直にお伝えすると天然成分ゆえに生育地や環境条件によって成分組成に差が出る可能性があります。天然由来特有の個体差があることは知っておくとよいでしょう。


他の成分との相性

スギナエキスは水になじむ植物エキスで肌をひきしめる方向で使われます。ケイ素というミネラルを含むことでも知られます。

相性が良い組み合わせ

組み合わせ理由
毛穴が気になる肌向けの処方肌をひきしめる収れんの働きが期待される
化粧水・パック水になじむためこれらの処方に配合しやすい
赤みやほてりをやわらげる方向の成分同じ方向の働きが期待され、組み合わせやすい

注意が必要な組み合わせ

組み合わせ理由
乾燥が強く出ているときひきしめる方向の成分なのでうるおいを足したい場面とは狙いが違う
収れん成分を重ねるひきしめ方向の成分が複数入るとつっぱり感を強く感じることがある

成分表示でスギナエキスを見つけたらその製品が毛穴やひきしめをうたっているかを見てみてください。入っている理由がつかめます。


こんな方は気にしてみてもいいかも

スギナエキスはデータ上、問題になりにくい成分です。とはいえ、次に当てはまる方はスギナエキスの表示を確かめてみてください。

  • 毛穴の引き締め感を重視して製品を選びたい方
  • 乾燥が気になる季節に収れん化粧水を使う方
  • 植物エキス配合のコスメで肌が敏感になった経験がある方

いずれでもなければ209名・100名の試験で兆候が出ていない収れん成分です。


よくある疑問(Q&A)

Q. スギナエキスは肌に悪くないですか?
A. 複数の試験で刺激・感作の兆候はみられず、30年以上の使用実績がある成分です。ただし収れんの働きがあるので乾燥が強いときは使用感を見ながら取り入れてください。

Q. 乾燥肌でも使えますか?
A. 収れん作用があるため乾燥が気になる方は使用感を確認しながら取り入れるとよいでしょう。毛穴や皮脂が気になる方に向いています。

Q. 白髪や薄毛に効きますか?
A. 研究段階のデータであり、治療効果を保証するものではありません。あくまで研究報告のひとつとして参考にする程度が適切です。


成分表示での見分け方

スギナエキスは成分表示でこんなふうに書かれます。

水、BG、グリセリン、スクワラン、トコフェロール、
スギナエキス、フェノキシエタノール、香料
↑ここ

成分表示に「スギナエキス」があればこの記事で紹介した収れん・抗炎症の成分です。毛穴ケア化粧水やヘアトニックの成分表示でよく見かけます。


美肌プロでスギナエキスの成分解析を確認してみよう

美肌プロの成分データベースではスギナエキスの詳細と安全性評価を確認できます。お使いの化粧水やヘアケア製品の全成分表示と照らし合わせてチェックしてみてください。

👉 スギナエキスの成分詳細・安全性評価を見る


美肌プロの成分データベースならスギナエキスの用途と安全性評価をそのまま確認できます。毛穴ケアをうたう化粧水を1本、スギナエキスを探してみてください。ほかにも収れん成分が並んでいたらつっぱり感が強めに出ることがあります。

👉 スギナエキスの配合商品を見る

まとめ

  • スギナエキスはトクサ科植物スギナの全草から得られる、ミネラル豊富な抽出物
  • 収れんと抗炎症のほか、メラニンに関わる研究報告がある
  • 抗脱毛・抗白髪に関する研究報告もある
  • 複数の試験で刺激・感作の兆候はみられず、30年以上の使用実績がある

美肌プロは「植物由来だから安全」といった単純な判断はしません。メラニンや白髪の報告は研究段階のものです。化粧品でうたえる範囲とは分けて読んでください。


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