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乳酸Naとは?肌がもともと持つ保湿成分NMFの役割と安全性を解説する記事のアイキャッチ

【成分解析】乳酸Naとは?肌がもともと持つ保湿成分(NMF)の役割と安全性を正直に解説

この記事でわかること

  • 乳酸Naの正体(天然保湿因子NMF)
  • 保湿とpH調整の2つの役割
  • 角質ケア(AHA)としての一面
  • 安全性と使うときの注意
  • よくある疑問(Q&A)

「乳酸Na」、乳酸となにが違うの?

化粧水や乳液の成分表示でよく見る「乳酸Na」。乳酸と似た名前で何をする成分なのか気になった方もいるのではないでしょうか。

美肌プロは商品の順位づけをしません。公開されているデータをそのまま示します。この記事では乳酸Naの正体と役割、安全性を正直にお伝えします。


乳酸Naとは?

乳酸Naはもともと肌にある保湿成分です。肌のうるおいを保つ天然保湿因子(NMF)の主要成分の一つで、NMFの約1割を占めるとされます。

働きは主に保湿ですが、化粧品のpHを整える調整役や、角質をやわらかくするAHA(角質ケア成分)としての一面も持ちます。

基本情報内容
正体肌にもある天然保湿因子(NMF)の主要成分
主な役割保湿・pH調整・角質ケア
由来糖の発酵などで製造
主な使用製品化粧水・乳液・クリームなど
美肌プロ毒性評価いずれもA(この記事の後半に一覧があります)

保湿とpH調整の2つの役割

乳酸Naは吸湿性が高く、角層に水分を抱えてうるおいを保ちます。もともと肌にある成分なのでなじみのよい保湿成分です。

さらに化粧品のpHを整える緩衝剤としても働きます。成分表示の下のほうにあるときは、このpH調整目的で少量入っていることが多いです。


角質ケア(AHA)としての一面

乳酸はグリコール酸と同じAHA(α-ヒドロキシ酸)の仲間です。乳酸Naも高濃度では角質をやわらかくする働きがあります。

ただし化粧水などに保湿目的で入る場合は穏やかな配合です。ピーリング目的の高濃度製品では使用後の日焼け止め併用がすすめられます。


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手元の化粧品も調べてみませんか。美肌プロ毒性評価が出ます。

乳酸Naの安全性をデータで確認

乳酸Naは通常の配合濃度では低刺激とされ、感作反応もほとんど認められていません。もともと肌にあるNMF成分でなじみがよく、医薬部外品原料規格に収載され長年使われています。ただし高濃度では角質をやわらかくする作用で刺激を感じる場合があります。

評価項目内容
皮膚刺激性通常濃度では低刺激(高濃度でヒリつく場合あり)
皮膚感作性ほとんどなし
注意点高濃度のAHA用途では紫外線に敏感に→日焼け止め併用
使用実績長年(医薬部外品原料規格に収載)

もともと肌にある保湿成分でなじみがよく、化粧水などの保湿・pH調整に幅広く使われています。

取り上げた成分の美肌プロ毒性評価です。乳酸Na液もPCA-Naも評価はAでした。もともと肌にある成分に近いことが背景にあります。

成分美肌プロ毒性評価
乳酸Na液A
PCA-NaA


他の成分との相性

乳酸Naは水になじむ保湿成分でpHを整える働きも持ちます。二つの役割があるぶん、組み合わせの読み方も二通りあります。

相性が良い組み合わせ

組み合わせ理由
化粧水・乳液水になじみ、pHを整える働きも兼ねるので水系の処方に組み込みやすい
ほかのNMF由来の成分角層の保湿因子を補う方向が同じなので組み合わせて使われる
pHを整えたい処方酸性側に傾ける役割で処方の安定に関わる

注意が必要な組み合わせ

組み合わせ理由
乳酸そのものと同じと考えること角質ケアの働きは乳酸の側の話。中和された塩とは役割が違う
保湿成分が複数入る働く方向が同じなので数が多いほどしっとりするわけではない

成分表示で乳酸Naを見つけたら乳酸そのものが入っていないか確かめてください。狙いが変わります。

こんな方は気にしてみてもいいかも

乳酸Naにリスクが高いというデータは出ていません。ただ、次に当てはまる方は乳酸Naの表示を見ておくと判断しやすくなります。

  • 酸を使った角質ケアで刺激を感じたことがある方(高濃度製品の場合)
  • pH調整目的の配合かどうかを見分けたい方

どちらでもなければもともと肌にある保湿因子を補う成分として受け取って構いません。


よくある疑問(Q&A)

Q. 乳酸と乳酸Naは違いますか?
A. 乳酸を中和して塩の形にしたのが乳酸Naです。刺激が穏やかになり、保湿やpH調整に使いやすくなっています。

Q. ピーリング成分ですか?
A. AHAの仲間なので高濃度では角質ケアに働きますが、化粧水などでは保湿・pH調整目的の穏やかな配合が中心です。

Q. もともと肌にあるなら安全ですか?
A. なじみはよいですが、高濃度では刺激を感じることもあります。用途と配合量で判断するとよいでしょう。


成分表示での見分け方

乳酸Naが成分表示のどこにあるか、例で見てみます。

水、BG、グリセリン、スクワラン、トコフェロール、
乳酸Na液、フェノキシエタノール、香料
↑ここ

成分表示に「乳酸Na」があればこの記事で紹介したNMF由来の保湿成分です。配合位置が下のほうならpH調整目的のことが多いです。


美肌プロで乳酸Naの成分解析を確認してみよう

美肌プロの成分データベースでは乳酸Naの詳細と安全性評価を確認できます。お使いの化粧水や乳液の全成分表示と照らし合わせてチェックしてみてください。

👉 乳酸Naの成分詳細・安全性評価を見る


美肌プロの成分データベースなら乳酸Naの用途と安全性評価をそのまま確認できます。化粧水を1本、乳酸Naが何番目にあるか数えてみてください。下のほうならpH調整が主な目的です。保湿が狙いならもっと前に来ます。

👉 乳酸Na液の配合商品を見る

まとめ

  • 乳酸Naはもともと肌にある天然保湿因子(NMF)の主要成分
  • 保湿・pH調整・角質ケア(AHA)の3つの顔を持つ
  • 通常濃度では低刺激だが、高濃度のAHA用途では日焼け止め併用がおすすめ
  • なじみがよく、化粧水などで長年使われている保湿成分

美肌プロは「もともと肌にあるから絶対安全」といった決めつけはしません。表示のどこにあるかで、保湿目的かpH調整目的かが読めます。


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