化粧品の成分解説

成分検索

そのほか

お問い合わせ

スクワランとは?肌になじむ保湿オイルを解説する記事のアイキャッチ

【成分解析】スクワランとは?植物性とサメ由来の違い・安全性をデータで正直に解説

この記事でわかること

  • スクワランの正体と役割
  • 植物性・サメ由来・サトウキビ由来の違い
  • 「スクワレン」との違い
  • 安全性をデータで確認
  • よくある疑問(Q&A)

「スクワラン」、人気だけど何からできているの?

美容オイルでおなじみの「スクワラン」。肌によさそうというイメージはありますよね。ただし何からできているのか、なぜ肌なじみが良いのかは意外と知られていません。

美肌プロは商品の順位づけをしません。公開されているデータをそのまま示します。この記事ではスクワランの正体と由来の違い、安全性を正直にお伝えします。


スクワランとは?

スクワランは酸化に強くさらっとした美容オイルです。もともと人の皮脂にも含まれる「スクワレン」という成分を安定させたもので肌なじみのよさに定評があります。

油性感が少なく肌なじみがよいためオイル美容の定番として単体でも、クリームやメイクアップ製品の材料としても使われています。

基本情報内容
由来植物油・サメ肝油・サトウキビ発酵などから製造
元になる成分スクワレン(人の皮脂にも含まれる)
主な役割油性基剤・エモリエント・溶剤
主な使用製品美容オイル・クリーム・メイクアップ製品など
美肌プロ毒性評価A

植物性・サメ由来・サトウキビ由来の違い

スクワランには主に3つの由来があります。中身の成分は同じでも、原料が違います。

由来原料特徴
植物性オリーブ油・コメヌカ油など植物由来を好む方に人気
動物性アイザメなど深海ザメの肝油古くからの原料
サトウキビ由来サトウキビの発酵成分近年増えている

「植物性スクワラン」と書かれていれば植物由来です。仕上がりの性質はどれもよく似ています。


「スクワレン」との違い

元になる「スクワレン」は酸化しやすい性質があります。これに水素を加えて安定させたものが「スクワラン」です。

名前が一文字違うだけですが、化粧品で長く使われるのは酸化に強いスクワランのほうです。


化粧品の全成分をチェックする

手元の化粧品も調べてみませんか。美肌プロ毒性評価が出ます。

スクワランの安全性をデータで確認

スクワランは103名・600名・100名を対象にした複数のヒト試験で皮膚刺激・皮膚感作がみられなかったと報告されています。40年以上の使用実績があり医薬部外品原料規格に収載されています。

評価項目内容
皮膚刺激性ほぼなし(103名・600名などの試験で確認)
皮膚感作性ほぼなし
眼刺激性非刺激(動物試験で確認)
使用実績40年以上(医薬部外品原料規格に収載)

酸化に強く低刺激なため敏感肌向けのオイル美容でも定番の成分です。


他の成分との相性

スクワランはもともと人の皮脂にも含まれる成分を、酸化しにくいよう安定させたオイルです。肌になじみやすいことが、組み合わせの幅につながっています。

相性が良い組み合わせ

組み合わせ理由
油分を含む処方(オイル美容液・クリーム・リップ)なじみがよく、うるおいを閉じ込める役割で幅広く使われる
肌をやわらかく整えたい処方エモリエント剤として、かたくなった肌表面をなめらかにする方向で働く
低刺激をうたう製品ヒト試験で刺激・感作の報告がほとんどないため組み合わせを選びにくい成分

注意が必要な組み合わせ

組み合わせ理由
「スクワレン」と混同することスクワレンは酸化しやすい元の状態。スクワランは水素を加えて安定させたもので別物
由来の違いを気にする場合植物性・サメ由来・サトウキビ由来がある。成分名だけでは由来が分からない

成分表示でスクワランを見つけたら末尾が「ラン」か「レン」かを確かめてみてください。一文字違いで安定性がまったく違います。


こんな方は気にしてみてもいいかも

スクワランにリスクが高いというデータは出ていません。ただ、次に当てはまる方はスクワランの表示を見ておくと判断しやすくなります。

  • 過去にオイル美容で肌に合わないと感じたことがある方
  • 動物由来を避けたい方(植物性・サトウキビ由来を選ぶとよいでしょう)

どちらでもなければ由来を気にせず、酸化に強い軽いオイルとして選んで構いません。


よくある疑問(Q&A)

Q. 植物性とサメ由来で効果は違いますか?
A. 中身の成分は同じなので仕上がりの性質に大きな差はありません。原料の好みで選んで問題ありません。

Q. スクワランとスクワレンは同じですか?
A. 元は同じですが、スクワレンを安定させたのがスクワランです。酸化に強いぶん化粧品ではスクワランが主流です。

Q. オイルだからニキビができやすい?
A. 強く裏付けるデータは見当たりません。油性感が少なくさらっとした性質で幅広い肌質で使われています。


成分表示での見分け方

スクワランが成分表示のどこにあるか、例で見てみます。

水、BG、グリセリン、ホホバ種子油、トコフェロール、
スクワラン、フェノキシエタノール、香料
↑ここ

成分表示に「スクワラン」があればこの記事で紹介した酸化に強い美容オイルです。「植物性スクワラン」なら植物由来と分かります。


美肌プロでスクワランの成分解析を確認してみよう

美肌プロの成分データベースではスクワランの詳細と安全性評価を確認できます。お使いのオイルやクリームの全成分表示と照らし合わせてチェックしてみてください。

👉 スクワランの成分詳細・安全性評価を見る


美肌プロの成分データベースならスクワランの用途と安全性評価をそのまま確認できます。美容オイルを1本、末尾が「ラン」か「レン」かを確かめてみてください。一文字違いで酸化のしやすさがまったく変わります。化粧品で使われるのは「ラン」のほうです。

👉 スクワランの配合商品を見る

まとめ

  • スクワランは酸化に強くさらっとした美容オイルで皮脂由来のスクワレンを安定させたもの
  • 植物性・サメ由来・サトウキビ由来があり、中身は同じで原料が違う
  • 「スクワレン」は酸化しやすく、安定させた「スクワラン」が化粧品では主流
  • 103名・600名などの試験で刺激・感作なし。40年以上の使用実績がある

美肌プロは人気成分でも過度に持ち上げず、データで正直にお伝えします。全成分と安全性評価を確認して、自分に合った化粧品を選ぶ参考にしてくださいね。


化粧品の全成分をチェックする

読み終わったら、気になる1本を検索してみてください。全成分と評価が一覧で出ます。

関連記事・関連ページ

関連する成分解析ページ